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雪あらしがやって来る
日本では、どうやら今冬は暖冬のようですが。
DC(を含むアメリカ東北部)は、ちょっと異常な寒さと雪。 NYCにいた3年間の冬の印象は、「年明けまでそれ程寒くない」→「年明けから本格的な雪」。特に毎年なぜかバレンタイン・デーに大雪が降り、学校が休校になっていた。 NYよりはずっと緯度が下り、川向こうのヴァージニア州からはもうなんとなく「南部」のかほりが漂ってくるDCに、私はちょうど1年前の年明け早々に引っ越してきた。 NYCほど雪も降らないし、気温も3~5度高くてさすがにすごしやすいなぁと感じた。 のに。 今年は、なんだか異様に寒い! しかも、12月の中ごろには、すでに米東北部をDCからNY、ボストンに見事にいいルートで通り過ぎていった大雪のせいで、すでに一度首都機能と交通が麻痺した。 先週末にも、またまとまった雪が降り、つもった雪がようやく全て溶けようかというところなのに。 今週の半ばからすでにTVは今週末に到来する「大雪あらし」の予報をじゃんじゃんと流し始めた。 クリスマス休暇のちょうど始まる頃を襲った前回の大雪で、帰省を敢行しようとしたファミリーが車と共に何台も雪の中で立ち往生となり、南からやってきたアムトラックは、DCの手前で雪に埋まり、なんと9時間も乗客は閉じ込められた。 今週末にやってくる雪あらしは、どうやら前回を遥にしのぐ記録的ブリザードになるらしい。週後半の間に何度も更新された降雪予想は、金曜日の正午ごろとうとう「金曜日没から土曜午前にかけて、総積雪20~30インチ」になってしまった。 20~30インチ = 約50~80センチ ・・・さすがに、この数値はNYCでも見なかったなぁ・・・ 夜間の一番激しい時には1時間に約5cmの積雪で、しかも風速が非常に強い「ブリザード」になるということで、DC市は雪がようやく降り始めた頃にはとっとと「大雪警報(Snow emergency)」を発令。 政府機関や民間企業も、雪で交通機関が止まる前に人々が郊外の家に帰れるように、午後からは早引き可にし、TVのニュースではレポーターが「とにかく家から出るな」と地方自治体の勧告(というよりも、切実なる魂の叫び)を繰り返した。 そんなわけで、5時頃には帰宅ラッシュは終わり、街を歩く人も通りを走る車もぐっとまばらに。 かつて北海道に5年間暮らした私としては、大雪自体には驚きはしない。 ただ、北国と違ってDCは大雪がいつも降ることを見越した設備や除雪手段が整っていない。もちろん、スノータイヤをつけている車なんて皆無だ。 そんな場所に一晩で30cm、みたいな雪あらしがやってくるとどんな事態になってしまうか、人々は12月の第1回目で思いっきり学んだ。 幸いクリスマスも正月も過ぎ、週末に行楽に行くような季節でもないこの時期、大雪が降るとなれば、みんな心おきなく「週末中家から一歩も出ない」ことに決めたようだ。 リスだろうと人間だろうと、「巣ごもり」となればまずとる行動は同じ。 それは、木曜日からすでに始まっていた。 職場から近い『Traders Joe』に昼休みを利用して買い物に。ふと気が向いて足りない食材でも買おうかと思って行っただけだったのに、入り口を入ってぎょっとした。 目の前に、いつもは見慣れない行列が。 NYCのユニオンスクエア近くにあるマンハッタン唯一のトレジョーは、常に大入り満員でレジに繋がる行列が常に店内を1周しているという、すごい店だった。一度、ついに「入場制限」をしていたのさえ見たことがある。 ただ、DCのこの店では、列はレジの前に少しできる程度で、店内は常にカートを押して快適に動き回れる状態だったのだ。この日までは。 それがいきなりNY状態。 もちろん誰もこんな混雑状態を予想していなかったらしく、入り口から入ってくる客と言う客がもれなく「うぉ」とか「わっ!」と一瞬立ちすくんでいた。 それでも、レジのさばきの速さにかけては全米一と私が信じるトレジョーだけあって、列が意外とさくさくと進み、レジ近くのワイン売り場に到達した時。 ![]() 列が3列になった。 一つは、私が並んでいる列。 向こうは、その列が折り返してレジ群に向かう列。 そして、左手に逆流してでき始めた新たな列。 店内を1周した最後尾がもう1周し始めたのだ。 そして、金曜日。 大雪到来の当日。 職場から帰ってきてまだ雪は激しくない夕方、今度は自宅から近い『Wholefoods Market』に行ってみた。 この日、朝から郊外の大型で、値段も安いスーパーでは、阿鼻叫喚が繰り広がっていたらしい。と、TVが伝えていた。 でも、コスコやジャイアントならいざ知らず、ここはホールフーズ。基本的に客は近隣に住んでる住民が歩いてきているし、独り暮らしやカップルが多い地区なので1回の買い物の量もそれ程多くないはずだ。 ![]() もちろん行列もなく、人もそれ程多くない。 なぜかカット・フルーツやサラダ用野菜の冷蔵棚がごっそりと空になっているのが、やや気になりつつも、お目当てのパスタのコーナーへ。 ![]() ・・・甘かった。 DC一帯をに突如として席巻した超一時的「プチ・オイルショック」現象は、ホールフーズと言えども、例外ではなかったらしい。 トマト缶が姿を消し、対面にあるパスタというパスタが消えていた。 さらにびっくりしたのは、この光景。普段はもちろん全く隙間がないぐらいに詰まっているシーフード。アジアン・マーケットと違って、それほど売れ行きがよいようにも見えなかったのは取り越し苦労だったらしい。 そして、店内放送では今日は6時に閉店すると流れていた。 そして、「明日も開店します!明日も開くから、明日も買いにこれます!」という放送も、ほとんど叫び声で流れていた。 いくら大雪で週末出られないとはいえ、あくまでもここはDC。ひとあらしが過ぎれば、気温は上がるのでいつまでも雪に閉ざされているわけではない。もちろん、月曜日にはスーパーだって極々普通に営業しているだろう。 なのになぜ、このオイルショック状態? たかが2日程度家に閉じこもるのに、シーフードやカットフルーツが必要なわけはない。なにか「ごちそうを作らなければいけない」理由があるはず。 そして、興味がないせいでまったく気にも留めてなかったことを思い出した。 「Super Bowl」だ。 この全米アメフト・チャンピオン決定戦は必ずコーンチップをばりばり頬張りながらTVにかじりつかなければならない、と、どうやら遺伝子レベルに条件付けられているらしいアメリカ人。ポテトチップや、プレッツェルが棚にまだやや残ってるあたり、さすが。 ![]() 湿った重たい雪は、今、どしゃ降りのように降っている。
by yaezakura6024
| 2010-02-06 11:22
| Life
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