DCでの日々やあれこれ…
by yaezakura6024
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カテゴリ:Life( 6 )

新しいパソコン登場

 とうとう逝ってしまいました。

 足かけ5年。
 
 ともにアメリカに渡り、ピッツバーグからNY、DCと流れ歩く日々の喜びも楽しみも、苦しみも、いつも共に分け合ってきた、大切な相棒。

 マイ・パソ、ダイナブックちゃんが、とうとう完全に御昇天してしまわれました。

 合掌。。。

 
 そもそも、1年以上前からかなりヤバい病状ではあったのです。
 どうやら、冷却ファンにガタが来たのか、起動したとたんに「ぶぉ~ん」と大音量をたて、直に目撃する機会のあった稀有な友人・家族からは、「。。。これって、普通の状態・・・じゃないよね?」と容態を心配されつつ。

 ほとんど死の床にあったダイナブックちゃんを無理矢理引きずり起こすがごとく働かせ続けて、1年強。

 ある朝、気がつくと、冷却ファンはもう何の音もたてなくなっていた。。。

 冷却ファンが作動しないと、ハードディスクはすぐに熱くなります。
 そうすると、焼きつき防止のために、パソ本体は強制的に電源を自ら切ってしまうのですね。だから、起動して10分もすると、ぷしゅぅっとやる気のない音を立てて画面が真っ暗になってしまうので、まぁ、まともにはもう使えなくなったのです。

 

 仕方なく、買いました。
 新パソを。

 旧ダイナブックちゃんをここまで無理矢理働かせてきたのは、とにかく大きな出費はできるだけ避けたいという一心。少なくとも、2009年の間は何が何でももってもらわないと、ビザ変更で日本に帰る旅費がない。

 そんな私の苦境をわかってか、ダイナブックちゃんは2009年を何とか生き抜き、4年ぶりの日本への里帰りも果たし、年を越えた大雪のふる2月にひっそりと息をひきとったのだった。泣けてくる忠義心である。

 こうしてやむにやまれぬ状況で強制的に発生した新パソ購入。
 店まで行くのも面倒だったので、初オンライン利用で発注しました。

 (『Best Buy』のような大箱ショップはそもそも郊外にあるので、行く足がない)

 ヨドバシカメラや秋葉原のような便利な店や場所のないアメリカでは、そもそも『Best Buy』のような一応大型電気店に行っても、圧倒的にパソコンはブランドの数も、品数もない。
 選択肢がありすぎるとかえって選びずらい、という贅沢ななやみはこの国には、ない。

 とにかくアメリカブランドと、台湾・コリアンブランドは買いたくない、愛国心にあふれるわたくしなので、東芝か、ソニーか、パナソニックか。
 『Best Buy』はパナソニックと何かあるのか、まったく扱っていないようなので、残るは二つ。個人的になぜかVAIOと非常に相性の悪かった過去をもつ私は、迷わずもう一度東芝を選んだのだった。

 今発売されているパソならどんなパソだって、5年前のダイナブックちゃんよりは要領も大きければ、機能も優れている。しかも、もう学生時代のようにエクセルやパワーポイントを使いまわす必要もない。(職場には職場のパソがあるので)

 予算以外で、こだわったのなんて「色」だけである。

 パソが死んでいるので、i-Phoneの小さな画面で選んで、必要事項を記入して、注文を完了するといういい加減さのきわみで、パソ購入という一大出費は10分で終わってしまったのだった。

 ちなみに、注文したのは土曜日。休日である。
 画面上には、届くまでには少なくとも1週間かかる、とあった。
 
 なにせここはアメリカ、1週間で届くのなんていい方なくらいで、どうせ一日ほとんど職場にいるし、家ではi-phoneで最低メールチェックぐらいはできるから問題ないだろうとおもっていたら。。。


 

 なんと、月曜日に、届いた。


 

 やるじゃないか、『Best Buy』。
 完全に見直したよ。
 これまで見くびっててごめんよ。
 なんだ、やろうと思えばできるじゃないか、アメリカ。
 
 
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 写真だと、やや灰色に見えますが、白でございます。
 こだわったのはそこだけでございます。

 ええ、本当はお金があれば「Mac」が欲しかったんでございます。

 その日のうちに必要なソフトをインストールし、写真や音楽を移して、セットアップ完了し、いまやぐんぐんばりばりと働いてくれております。

 はや~い!!
 音がしない~!!  (← いや、本当はこれが普通の状態)

 一緒に白いミニのマウスまで買ってしまいましたです。

 そして、マーフィーの法則とでも申しますか、なぜ人は何か大きな買い物をするとその勢いで他にも買い物をしてしまうのでしょうか?

 
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 ずっ~っと『Amazon.com』でチェックして「買いたいな~、欲しいな~」と思っていた、ぷにょぷにょクッション(英語ではBean Bag Cushionと言います)を買ってしまいました。
 
 部屋にあわせてライトブルーなので、なにやら大きなスライムがどんっと鎮座しているようです。(しかも、思ってるほどぷにょぷにょじゃない~ 怒)

 そして、マーフィーの法則その2。

 なぜ、ものは壊れるときは一度に壊れてしまうのか。

 腕時計がね、まぁ正確には壊れてないんだけどね、でも、電池の交換が異様に頻繁とかね。もにょもにょもにょ。。。

 で、オンラインでブルーのアームバンドのかわいいのを買いました。
 カシオ (← どこまでも愛国者)

 でもね、こういう状況の時には必ずマーフィーの法則その3がやってくるもんなんですよ。。。

 ”大きな買い物をしたときに限って、なにやら大きな必要出費が突然やってくる。”

 
 チアがね、年会費としてね、250ドル払わなくっちゃならなかったんすよ。

 歯医者の6ヶ月チェックで行ったら、虫歯が3ヶ所あったんすよ。保険カバー80%なんで、合計150ドルぐらいかかったっすよ。

 確定申告がね、なぜか追徴支払いがあってね。。。。Federal Tax、255ドル、State Tax、40ドルを追加で払ったんすよ。(激怒)



 着々堅実貯金への道は、遠いです。。。
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by yaezakura6024 | 2010-03-06 09:24 | Life

再び、雪あらしがやってくる

 からりと晴れ渡った日曜日、ワシントン周辺の人々は雪かきショベルを手に必死に家の周りを雪かきした。
 
 晴れていると言っても、季節はやはり冬。イッキに雪を溶かすわけでもなく、主要幹線以外は厚い雪に覆われたまま。

 DCのすぐ外側、メリーランド州の各地で、土日のあいだずっと電気が止まってしまった。真冬の、それも大雪警報のさなかに、何万世帯もの人々が電気(とそれに伴う暖房と、温水)なしで2日もすごす羽目になった。

 職場の同僚とその家族は、まさにその不運な何万人のうちの3人だったらしい。

 DCと郊外をつなぐ鉄道『Metro』は、地下を走る部分だけ運行し、地上線は運行停止になった。

 こうなると、真っ先に簡単に閉まってしまう公立学校は、やっぱり当然のごとく月曜日の休校を決めた。

 そうなると12歳以下の子供を1人でお留守番させようものなら親が逮捕されてしまうアメリカ。交通機能が半麻痺状態なのもあって、連邦政府は月曜日を臨時休業にしてしまった。

 Superbowlも終わり、月曜日には普通に商品が入荷されるだろうと期待して、月曜の夜に近くのスーパーマーケット『Safeway』に行ってみた。


 …プチ・オイルショックはまだまだ立派に継続中だった。



 生鮮食品と、卵乳製品、パスタ、パン。その他生活必需食品。補充された形跡もなく、見事に棚は空だった。

 明けて火曜日。つまり今日。

 この日は「午後遅くから」次の雪あらしがDCに到来すると言う予報だった。

 でも、朝からやっぱり学校は閉まった。

 そして、連邦政府もまた…(以下省略)

 今回の雪あらしは、DC直撃ではなく、やや上にずれてボルティモアからフィラデルフィア一帯が一番ひどい状況になるらしい。
 降雪量は週末よりは「やや」少なく、およそ1フィート(30cm強)になる見込みながらも、ものすごく強い風が吹き付けるらしい。

 言ってみれば台風の雪版か?

 積もってはいても、降ってはいなかった月曜日と火曜日にすら、さっさと閉まった各学校。当然、「雪台風」の水曜日に開くわけがない。

 そして、先ほど夕方7時。

 連邦政府が水曜日も休業することを公式に発表した。。。

 3日連続で雪休業するのは、史上初だそうな。

 たしかに、週末の雪はすごかった。今来ている雪あらしもすごそうだ。

 でも、曲がりなりにも一国の首都が(しかも、超発展途上国とか、紛争地帯とかではなく、世界の大国No.1のはずの国だ)、例年を越えた雪がちょっと降っただけで首都機能麻痺って、

 

 それって、どうなのよ? (リフレイン×10)


 

 例えば、東京の霞ヶ関官庁街が「大雪だから休みます」と3日連続ですっからかんになるようなもの。日本人なら、まず想像すらできないだろうし、そんなことが実際に起こることはありえないだろう。雪で休校というのも、北海道や東北の小学生が見たらせせら笑いそうな雪量だ。

 改めて知る、日本と日本人の偉大さ…

 
 雪が降ろうと、槍が降ろうと、そこは職場から徒歩10分に住まう私。
 「交通機関が止まって・・・」という言い訳は全くできないので、明日の朝も定時通りきっちり8時半に出勤する予定。

 たぶん、台風レベルの雪あらしの中、雪を掻き分けながら必死で歩くことになるだろう。

 ・・・ほふく前進かな、やっぱり。
 
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 次の朝、職場へ行く途上の市内中心部。

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 まさに吹雪。
 誰も歩いてません。
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by yaezakura6024 | 2010-02-10 09:59 | Life

一夜明けると、そこは雪国

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夜が明けても、雪はやむことなく強い風と共に吹きつけている。
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日本では北海道時代以外、NYCでも見たことがないぐらい、見事に雪に覆われてしまった、DC。改めて調べてみると、仙台と同じぐらいの緯度らしい。(← 納得)
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風速もそうとうだったようで、木の枝が折れて落ちている。DC東部では、古い木造の教会の屋根が雪と風で崩れ落ちたそう。

さすがに車もほとんど通らず、そもそも車道も歩道も区別がつかなくなっているので、わずかな歩行者(なぜ、わざわざ出歩く?まだ雪あらしなのに・・・)は「元」車道を堂々と歩いている。

2フィート近く(=約60cm強)積もっているそうな。

そんなわけで。

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埋まる、車。
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埋まる、いぬ。





















埋まる、ひと。

 (ここ)→

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写真を撮っていると、アパートの部屋のはす向かいに住む隣人が雪にまみれて帰ってきた。
昨夜は早く帰りそびれ、そのまま職場に泊まったと言う。





ちょうど朝食を作るところだったので、コーヒーを持ってきてもらい、雪を眺めつつ久しぶりに会うお互いの近況などを語り合った。
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NYCに理想的な仕事が見つかり、3週間後には引っ越すらしい。とある政府機関に勤めている彼だけど、今の仕事が好きではないと聞いていた。良かったねぇ。

昼近くになっても、風やや弱まったとはいえ、まだ雪は降り続ける。

a0170036_1055648.jpgニューイングランド地方でもないのに、日常的にクロスカントリー・スキーを持っている人がいる街、DC。
 なぜ?
(それとも、彼らはスイス大使館勤務の人とかだろうか・・・)

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無意味に、チャレンジャーが多い街、DC。

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アパートの前の道路は主要幹線なので、ひっきりなしに除雪作業車が行きかう。
普通のストリートだと除雪車は入らないので、下手をすると3日ぐらい雪に埋もれていたりする。



 そうしているうちに、なんだか妙に人通りが多くなってきたような。
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 みんな、グループでDupont Circle方面に向かって歩いていく。
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 ただ大雪をながめに散歩するにしては、妙に人数が多い。
 今日は出歩くと言ったって、どこの店も、ショッピングモールさえも臨時閉店をしてしまったので、行く場所もないはず。

 理由はすぐにわかった。TVのニュースが流れ始めたからだ。

 前回12月の大雪の時に、チャイナタウン地区に若者が集まり始まった「大雪合戦」。どうやら、FacebookやTwitterで当日に呼びかけ、集まったらしい。
 この時はどういういきさつか、やってきた警官がなぜか銃を抜くという一幕があり、ニュースになってしまった。

 銃うんぬんは別として、ここからDCに新しい慣例が生まれてしまったのか。

 今日もいつの間にかFacebookに「Official DC Snowball Fight」なるページが現れ、開始時間は午後2時、Dupont Circle。
 それを見た人々はすぐざまTwitterで友人知人に情報を流し、ぞくぞくと集まった人たちは、なんと3千人超。



私は?

行きませんでしたよ。

こわいもん。(寒いの嫌いだし)

Dupont Circleで何千人ものヒマ人たちが、あまり余った熱気を発散させている間に、雪はようやくやみ、空にはうっすらと夕焼けが。
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a0170036_10394274.jpg雪合戦には参加しなかった間に、焼いたクッキー。
このレシピで作るのは2度目。とっても簡単なのに、出来上がりはいつもハズレなし。
タネを半分には抹茶。もう半分はくるみとクランベリー。

 

 夕ご飯は、雪を見ながら鍋焼きうどん。

 NBCのDCローカル局は、今日は一日中雪の街の様子を写していた。

 明日から気温が一気に上がって雪があっという間に溶ける・・・わけはなく、かえって低くなる気温で雪が固まって凍りになる前に雪かきをしなさいと、ひっきりなしに呼びかけている。

 そしてさらに恐ろしいことを。

 ・・・また、すぐに来るんだってさ。

 次の雪。

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by yaezakura6024 | 2010-02-07 10:55 | Life

雪あらしがやって来る

 日本では、どうやら今冬は暖冬のようですが。

 DC(を含むアメリカ東北部)は、ちょっと異常な寒さと雪。
 
 NYCにいた3年間の冬の印象は、「年明けまでそれ程寒くない」→「年明けから本格的な雪」。特に毎年なぜかバレンタイン・デーに大雪が降り、学校が休校になっていた。
 
 NYよりはずっと緯度が下り、川向こうのヴァージニア州からはもうなんとなく「南部」のかほりが漂ってくるDCに、私はちょうど1年前の年明け早々に引っ越してきた。
 NYCほど雪も降らないし、気温も3~5度高くてさすがにすごしやすいなぁと感じた。

 のに。

 今年は、なんだか異様に寒い!

 しかも、12月の中ごろには、すでに米東北部をDCからNY、ボストンに見事にいいルートで通り過ぎていった大雪のせいで、すでに一度首都機能と交通が麻痺した。

 先週末にも、またまとまった雪が降り、つもった雪がようやく全て溶けようかというところなのに。

 今週の半ばからすでにTVは今週末に到来する「大雪あらし」の予報をじゃんじゃんと流し始めた。

 クリスマス休暇のちょうど始まる頃を襲った前回の大雪で、帰省を敢行しようとしたファミリーが車と共に何台も雪の中で立ち往生となり、南からやってきたアムトラックは、DCの手前で雪に埋まり、なんと9時間も乗客は閉じ込められた。

 今週末にやってくる雪あらしは、どうやら前回を遥にしのぐ記録的ブリザードになるらしい。週後半の間に何度も更新された降雪予想は、金曜日の正午ごろとうとう「金曜日没から土曜午前にかけて、総積雪20~30インチ」になってしまった。

 20~30インチ = 約50~80センチ

 ・・・さすがに、この数値はNYCでも見なかったなぁ・・・

 夜間の一番激しい時には1時間に約5cmの積雪で、しかも風速が非常に強い「ブリザード」になるということで、DC市は雪がようやく降り始めた頃にはとっとと「大雪警報(Snow emergency)」を発令。
 政府機関や民間企業も、雪で交通機関が止まる前に人々が郊外の家に帰れるように、午後からは早引き可にし、TVのニュースではレポーターが「とにかく家から出るな」と地方自治体の勧告(というよりも、切実なる魂の叫び)を繰り返した。

 そんなわけで、5時頃には帰宅ラッシュは終わり、街を歩く人も通りを走る車もぐっとまばらに。

 かつて北海道に5年間暮らした私としては、大雪自体には驚きはしない。

 ただ、北国と違ってDCは大雪がいつも降ることを見越した設備や除雪手段が整っていない。もちろん、スノータイヤをつけている車なんて皆無だ。

 そんな場所に一晩で30cm、みたいな雪あらしがやってくるとどんな事態になってしまうか、人々は12月の第1回目で思いっきり学んだ。
 幸いクリスマスも正月も過ぎ、週末に行楽に行くような季節でもないこの時期、大雪が降るとなれば、みんな心おきなく「週末中家から一歩も出ない」ことに決めたようだ。

 リスだろうと人間だろうと、「巣ごもり」となればまずとる行動は同じ。

 それは、木曜日からすでに始まっていた。

a0170036_103310100.jpg 職場から近い『Traders Joe』に昼休みを利用して買い物に。

 ふと気が向いて足りない食材でも買おうかと思って行っただけだったのに、入り口を入ってぎょっとした。




 目の前に、いつもは見慣れない行列が。

 NYCのユニオンスクエア近くにあるマンハッタン唯一のトレジョーは、常に大入り満員でレジに繋がる行列が常に店内を1周しているという、すごい店だった。一度、ついに「入場制限」をしていたのさえ見たことがある。

 ただ、DCのこの店では、列はレジの前に少しできる程度で、店内は常にカートを押して快適に動き回れる状態だったのだ。この日までは。

 それがいきなりNY状態。

 もちろん誰もこんな混雑状態を予想していなかったらしく、入り口から入ってくる客と言う客がもれなく「うぉ」とか「わっ!」と一瞬立ちすくんでいた。

 それでも、レジのさばきの速さにかけては全米一と私が信じるトレジョーだけあって、列が意外とさくさくと進み、レジ近くのワイン売り場に到達した時。

 
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 列が3列になった。

 一つは、私が並んでいる列。

 向こうは、その列が折り返してレジ群に向かう列。

 そして、左手に逆流してでき始めた新たな列。

 店内を1周した最後尾がもう1周し始めたのだ。

 そして、金曜日。
 大雪到来の当日。

 職場から帰ってきてまだ雪は激しくない夕方、今度は自宅から近い『Wholefoods Market』に行ってみた。

 この日、朝から郊外の大型で、値段も安いスーパーでは、阿鼻叫喚が繰り広がっていたらしい。と、TVが伝えていた。

 でも、コスコやジャイアントならいざ知らず、ここはホールフーズ。基本的に客は近隣に住んでる住民が歩いてきているし、独り暮らしやカップルが多い地区なので1回の買い物の量もそれ程多くないはずだ。

 
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 もちろん行列もなく、人もそれ程多くない。

 なぜかカット・フルーツやサラダ用野菜の冷蔵棚がごっそりと空になっているのが、やや気になりつつも、お目当てのパスタのコーナーへ。

 
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 ・・・甘かった。

 DC一帯をに突如として席巻した超一時的「プチ・オイルショック」現象は、ホールフーズと言えども、例外ではなかったらしい。
 トマト缶が姿を消し、対面にあるパスタというパスタが消えていた。

 a0170036_1059868.jpgさらにびっくりしたのは、この光景。

 普段はもちろん全く隙間がないぐらいに詰まっているシーフード。アジアン・マーケットと違って、それほど売れ行きがよいようにも見えなかったのは取り越し苦労だったらしい。

 そして、店内放送では今日は6時に閉店すると流れていた。

 そして、「明日も開店します!明日も開くから、明日も買いにこれます!」という放送も、ほとんど叫び声で流れていた。

 いくら大雪で週末出られないとはいえ、あくまでもここはDC。ひとあらしが過ぎれば、気温は上がるのでいつまでも雪に閉ざされているわけではない。もちろん、月曜日にはスーパーだって極々普通に営業しているだろう。

 なのになぜ、このオイルショック状態?
 
 たかが2日程度家に閉じこもるのに、シーフードやカットフルーツが必要なわけはない。なにか「ごちそうを作らなければいけない」理由があるはず。

 そして、興味がないせいでまったく気にも留めてなかったことを思い出した。

 「Super Bowl」だ。

 a0170036_11107100.jpgこの全米アメフト・チャンピオン決定戦は必ずコーンチップをばりばり頬張りながらTVにかじりつかなければならない、と、どうやら遺伝子レベルに条件付けられているらしいアメリカ人。




 ポテトチップや、プレッツェルが棚にまだやや残ってるあたり、さすが。  

 
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 湿った重たい雪は、今、どしゃ降りのように降っている。

 
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by yaezakura6024 | 2010-02-06 11:22 | Life

Rent Control

 Rent Control っていうのは、

 「入居した時の家賃から、ビタ1セントも家賃は値上がりしない」ことだと思ってました。

 大まちがいでした。

 来月から、家賃が上がる。
 と言っても、ほんの数十ドルなのですが。

 アパートの管理会社からの封書が届いたのです。
 ちなみに、この管理会社は昨年の暮れにいきなり変わってうちの大型アパートの管理を担当し始めた。それで何が変るわけでもなく、家賃支払いの小切手の宛名が変るぐらいで、しかも各階のエレベーターホールと廊下を全て新しくリフォームし、更に快適になったほど。

 光熱費は全て家賃に込みで、いくら電気や水を使おうと気にしなくていいし、例年になく寒い今冬にも暖房をケチられることもなく、今どき珍しい良心的なアパートだなぁと思っていたのだけど。

 こういうオチがあったのか。。。

 

 いえいえ。家賃が上がったのは別に管理会社の陰謀でもなんでもなく。

 「家賃上がるよ」通告の手紙の中にも、慌てて引っ張り出して確認した契約時の書類の中にもちゃんと書いてあったのです。
 Rent Controlがかかっているアパートでも、家賃を上げていい理由があるのです。

 それは、物価の上昇。

 経済が正常である限り(いや、一昨年の暮れからアメリカの経済は正常じゃないけど)物価は年が経つごとに少しずつ上がります。全ての物の物価が上がるのだから、家賃だってその分上げないと、管理会社が赤字になってしまいます。

 その「当然の理由として上げていい額」をAllowanceというようです。

 Rent Controlは各自治体で制定しているらしく、DCの場合は「消費者物価指数(CPI)のプラス2%まで。ただし、全体で10%を越えてはならない」。

 だから、家賃1000ドルの場合は、最悪で100ドルの値上がりもあり!?

 ちなみに、自治体から発表された今年度(?)のCPIは4.8%、と手紙の中にきっちり書いてある。
 ためしに値上がり額をもとの家賃で割ってみると、約3.4%。

 その気になれば6.8%分上げられるのだから、まぁ良心的なんではないだろうか。(と、無理やり自分を納得させる)そして、値上げは1年に1回のみとも決まっているので、すくなくともこれから1年はこの値段だし。

 NYにいた頃はずっとルームシェアだったので、「いきなり家賃が数百ドル上がった」なんて恐ろしい話(NY、特にマンハッタンではこういう話はザラみたいです。だから、みんなブルックリンやクイーンズに流出していく)も、どこか他人事で聞いていた。
 自分ひとりの部屋をようやく確保して、その代わりこうして何もかもが自分自身に降りかかってくる。

 ただ、この快適さに慣れてしまうと、家賃を安く上げるためでもとても共同生活には戻れなさそう…

 DCのこの地区は、あえて東京にたとえるなら霞ヶ関の真横に広尾と青山がくっついてるみたいな感じ(?)で、職場まで徒歩10分、ホワイトハウスまで徒歩15分。

 20畳は確実にありそうなスタジオに、異様に大きなバスルームがくっついて光熱費込み込みでこのお値段、は、東京都心やNYマンハッタンでは考えられないんじゃなかろうか。

 でも、この界隈で間違いなく一番安いアパートだけれどもね。



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 アパートの外でいきなり「この子と一緒に写真を撮って」と声をかけてきたおばさん。同じアパートの住民のかたでした。

 

 
 
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by yaezakura6024 | 2010-02-03 11:50 | Life

30代2度目の、厄年

a0170036_6212948.jpg忙しかった1週間を終え、帰宅すると、大型の封筒が届いていた。

てっきり注文していた本でも届いたのかと思いきや、差出人は日本の両親。
いつも何か送ってくる時は必ず事前にメールなりで連絡があるので、不思議に思いながら開けると、大きな木の御札。

私の実家から車ですぐ近くのところに、門戸厄神というけっこう有名な厄除け神社がある。昨年に帰省した時も、お参りに行って厄除けのお守りを買って帰ってきた。

けっこう立派な御札と共に入っていた手紙には、

「先日、厄神さんの大祭があったので、参拝に行って厄除開運の願いと年間祈祷をお願いし御札を頂きました。
 厄明けまでは、日頃の言動や行動には気をつけて、慎重に行動する様にして下さい」

と書かれていた。

女は30代に2度も厄年がある。

30代前半にある大厄(3年間)が終わったと思ったら… 今年36になる私は、数えで37歳、次の厄年もう到来。

ただ、昨年の暮れから今年の頭にかけてとてもとてもひどい事があったのと、仕事帰りの金曜の夜に、週末になんら楽しい予定があるわけでもなく、顔に突き刺さるような冷気の中を黙々と独り暮らしのアパートに帰ってきた直後だったから。

なんだか、とても感激した。

夜の7時半だから、日本では朝の9時半。受け取った連絡がてら久しぶりに電話をかけると、母が出た。

まずは、ありがとう。

そして、普段なら絶対に言わないのだけど、「年越しにかけてひどいことがあったから、ちょうどよかったよ」と、言ってみた。

即座に何があったと聞いてきた母に、恐る恐る事の次第を話した。
でも、予想に反してきつい言葉は返ってこず、「まぁ、それで返って良かったのかもしれないよ。厄が離れて行ったんだよ」と不器用ながらも精一杯の励ましの言葉が返ってきた。

「ひどいこと」に一応区切りがついた時に、改めていろいろ考えてみた。

女35、独身。今後も独身じゃなくなる可能性は、ほぼ見えない。

ただ、全くと言っていい程結婚願望はないし、生まれてこの方母性本能が会ったためしもなく、このまま独りで気ままに生きてくのもいいんじゃないの、と思っている。
ありがたいことに、両親から「結婚しろ」系のプレッシャーは全くないし、彼らもどうやら「この子は一人で気ままにやってく方がいいだろう」と信じているフシがある。

大学院留学をして、卒業し、なんとか就職し、無事ビザも取れた。


次の目標は「結婚じゃなく、自力でのグリーンカード取得」だった。でも、改めてフ自分の今後を振り返ってみて、はたと考えたのだった。
渡米後4年間、とにもかくにも「アメリカにいる」事にしがみついてきたけど。果たして、なぜしがみついてるのだろう?

何が何でもアメリカにいたい、と思う理由は、そもそもあるのか?

確かに「日本に帰りたくない」、これは絶対条件。
そして、英語以外の言葉を今さら習得したくない(英語でさえも、まだまだなのに)、これも理由。
この2つの条件で、「アメリカにいたい」と思ってたわけだけど、じゃぁ、アメリカそのものに対して、何かしがみつく理由があるのだろうか?

ないな、考えてみれば。

英語圏なら、カナダだってオーストラリアだって英語圏だ。それ以上に、世界のかなりの場所で、英語は一応通じるだろう。
だったら、もし自分でできる限りのことをして頑張って、それでもグリーンカードが取れないなら。出てっても、いいんじゃないの?

少なくともあと数年は今のビザで滞在できるわけだし、次の選択が迫られるときには、私はもう40半ば近く。
30代も折り返し地点を過ぎて、わかってきた。

女は年をとればとるほど、モノがいらなくなってくる。

自分が本当に好きなものや、必要なモノがわかったし、なければないで大丈夫なものもわかっている。こうしてどんどん、モノが身の回りからなくなって行って、いつかは憧れの「スーツケース一つで、好きな時に好きな所で」生きる生活が実現するのかもしれない。

そんな話しを、つい調子にのって母に話してみた。

基本的には「老後の安泰」のための備えを信じるうちの両親だから、「バカなこと言って、年とったらどうするの」と怒られるかと思ったら。

「いいじゃない。お母さんがもっと若かったら、私が自分でそんなふうに生きてみたい」

予想もしない言葉が返ってきた。

肩から、もう一つなにか荷物が転げ落ちたような気がした。

自分では納得した生き方でも、世間的に見ればもう十分に親不孝な生き方でも。
最低限、老い先長くもない両親が逝く時に「あの子はどうなるんだろう」と心配させながら逝かせたくはないな、と思っていたから。

そうか。
私は、いつでもどこにでも行けるんだ。行っていいんだ。

生きていくぐらい、まぁどうにか何とかなるでしょ。

あれほど先のことをくよくよ悩んでた気もちが、スキッと軽くなった。

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御札は南か東に向けて高い場所に、ということなので。
おそらくやや北東向きの窓の我が部屋では、ここに飾るのがいいでしょう。

厄神さんでは、これから1年毎日私のために祈祷してくれるらしい。

1年後には、御札はお返しです。
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by yaezakura6024 | 2010-01-31 06:22 | Life